これまでの活動記録

第3回参加者感想

№1歩道上の看板等が気になる(男性・55歳)
№2火災時の救命活動が重要(男性50歳)
№3改めて障害の多いことに気づく(男性60歳)
№4本番で役立つ救急救命(男性44歳)
№5多くの人に防災体験を(男性・36歳)
№6災害時、四条は歩けない 
№7住居の点検も怠らないように(男性・33歳)
№8こりゃ、歩けん(男性・30歳)
№9家族四人で参加(男性・48歳、女性・41歳 男の子13歳・10歳)
№10川辺を点検(女性・29歳)
№11国道沿いにはトイレがない(63・女性)
№12緊急車両専用道路も必要では(68・男)
№13毎年の参加に感謝(63・女性)
№14追悼と復興の願いを込めて(53・男性)
№15我が家の耐震診断も受けてみよう(52・女性)
№16歩いて分かった距離感(27・女性)
№17桂大橋はどうなるの(27・女性) 

№1 歩道上の看板等が気になる (男性・55歳)

想定歩行距離:7km

歩いた時間:1時間30分

住所:京都市左京区

途中使ったお金:0円

歩いたコース:建設会館コース

このコースには河川がなく橋もないので、道路の陥没などがなければ比較的通行は確保されると思われる。歩道に突き出た看板と歩道橋もあり、落下物の危険は在った。

 御池通りのケヤキが撤去されているので寒々とした風景になっているのも気になった。

 建設会館コースは耐震補強の木造住宅の実演や震災時のビデオテープなど見て学習もできてよかったと思います。

№2 火災時の救命活動が重要 (男性・50歳)

想定歩行距離:6km位

歩いた時間:1時間15分

住所:

途中使ったお金:0円

歩いたコース:市役所→御池→堀川→四条→西小路通→建設会館

 御池~堀川~四条と歩くと四条通りの歩道の狭さと看板類が気にかかる。ガラスが割れることを考えるとケガは避けられないと思った。

京都は木造住宅が密集しており、火災が一番心配。地震時の救命活動もこの点が一番重要。

 建設会館での地震ビデオ、耐震の為の補強金具、筋交い材の実演は大変わかりやすく、もっと多くの人に見てもらいたいと思った。

№3 改めて障害の多いことに気づく (男性・60歳)

想定歩行距離:15km

歩いた時間:3時間10分

住所:京都市伏見区

途中使ったお金:0円

歩いたコース:市役所前→(鴨川)→七条大橋→京阪東福寺→(本町通)→稲荷→(疎水べり)→国道R24→京阪丹波橋→観月橋→(宇治川)→隠元橋→向島

伏見向島までのコースを選び、3回目であるがコースメンバーは毎回違っていました。

 コースは鴨川、疎水べり、宇治川など車が少ない道を選んで歩いた。京阪東福寺からの本町通り、近鉄伏見駅からの京町通りは、旧街道にて車と対向して歩く為危険である。トイレは沿線の「駅」にしか見当たらず、不便である。

 川、橋、線路、車と改めて障害となるものが多いことに気づきました。

№4 本番で役立つ救急救命 (男性・44歳)

想定歩行距離:6.4km

歩いた時間:1時間45分

住所:京都市北区

途中使ったお金: 円

歩いたコース:応急手当体験コース

薄れ行く阪神・淡路大震災の記憶に対して、迫り来る京都における大災害に対する備えを考える機会としては有意義なイベントであると思います。

 今回は京都市市民防災センターにおいて地震体験や応急手当の概略の講習が行われましたが、人形を使った心臓マッサージ、人工呼吸や三角巾の使い方等の講習もあり、実際に体で体験することが本番できっと役立つのではないかと思いました。

 ただし、目的地での予定があるということで歩いている最中ははやくゴールしなければという気持ちになり、安全とされる幹線道路をただ単に歩いてしまう傾向もあったように思われます。

 応急手当に対する関心がウォーク参加者にはそれほど高くなかったのか、このコースに参加されたのは意外と10数名と少なかったのは残念だと思いました。

№5 多くの人に防災体験を (男性・36歳)

想定歩行距離:10km

歩いた時間:2時間

住所:京都市中京区

途中使ったお金:0円

歩いたコース:京都市市民防災センターコース

今回の特色である市民防災センターコースに参加しました。行程は10kmと程良い距離であり、堀川通に沿ってのウォーキングは道幅も広く、快適なものでした。只、JR線の下を潜る際には少々危険を感じ、有事の際には踏み切りを渡る方が良いのではと感じ、今後は気を付けようと思いました。

 防災センターの施設は充実しておりいろいろな体験コースが準備されており、素晴らしい体験をすることが出来ました。来年度も防災センターコースを設定し、少しでも多くの人々に、防災体験をして頂ければ、より一層防災意識が強くなるだろうと感じました。

№6 災害時、四条は歩けない 

想定歩行距離: km

歩いた時間:

住所:京都市右京区

途中使ったお金:円

歩いたコース:

私の育った神戸が焼け、学校がなくなり、京都の自宅も被害を受けた。震災のことは忘れようとしても忘れられない私ですが、あまりにもショックが大きく、震災が再び起こったらそれに対処するとか、行動するとか全く考えて来ませんでした。

 今回友人に誘われて初参加しましたが、私は長いトンネルから出たような気持ちになりました。

 どんな災害に遭っても、私たちは歩いて行動することができるのだという事を、一歩一歩歩きながら思いました。そうすると四条通りの電柱・看板があまり多いのでビックリし、「災害時に四条は歩けないなー」と思い、急に自分の命が大切に思えるようになりました。

№7 住居の点検も怠らないように (男性・33歳)

想定歩行距離: km

歩いた時間:

住所:京都市西京区

途中使ったお金: 円

歩いたコース:安全住宅コース

3年連続で好天に恵まれ、長距離を歩くには気持ちの良い日ではありますが、今年は建築の耐震性に関するお話を聞くコースがあるとのことで、今回そちらに参加しました。

 本来、安心して暮らせる場所であるべき家屋が、手抜き工事であったり、設計上で耐震性が劣っていたりすれば地震の時に即、凶器になりうる訳ですが、特に京都市街は老朽化した木造住宅がひしめき合い、細い路地の上を電線の網の目が覆っているなど、地震に対しての防備は心もとなく思えます。

 7kmほど歩いた先の建築会館では、柱の組み方などの実演や、弾性を持つ補強金具の使用などを通して現代の木造住宅の、より高い剛性や耐久性への工夫などを紹介していただきました。一方、古来の木造建築における免震構造の優秀さを言われる方もおられ、興味は尽きないところです。

 災害対策のどこに重きを置くかは人様々だとは思いますが、地震時に住居の倒壊するおそれがあるかどうかは、ぜひともチェックする必要があるでしょう。

№8 こりゃ、歩けん (男性・30歳)

想定歩行距離:17km

歩いた時間:4時間

住所:伏見区深草大亀谷

途中使ったお金:0円

歩いたコース:市役所→鴨川遊歩道→七条駅→川端通り→塩小路橋→疎水東岸→一の橋→本町通→伏見稲荷→疎水西岸→インクライン跡→京町通り→観月橋→宇治川北岸→中野橋→桃山南団地→宇治川北岸隠元橋東詰→宇治駅

 数年前、学区の「防災安心マップ」をみて仰天。筆者が住む住宅地は、学区内外にコンビニ等防犯防災拠点もバスも皆無、路上駐車が密集。公衆電話も2カ所、狭い道2本だけ、下り坂でないとどこにも行けない。丹波橋に崖上、六地蔵には崖下、墨染には住宅密集の狭い道を通る。JR藤森駅には橋上駅、全て倒壊で藤城学区は一発で孤立、避難救援復興皆後回しで活性化以前に地域自体のサバイバルすら不可能と断言できる。R24、JR線等倒壊で伏見区全体がマヒ?そんな危機感で参加させて頂いた。

 帰宅経路を考えたが今後の参考にと宇治駅への推奨ルートに動向。川端通りから橋の下の遊歩道に降りたから仰天。落下物で危険な筈?と疑問。自転車と離合に苦労。松原橋からは広く安心して歩けた。七条でWC休憩。塩小路橋から細道を歩く。欄干もない一の橋(こんな変な橋を放置する行政を疑う)の地点で踏切を渡り本町通。北行一方通行も通過・駐車車両が異常に多く歩行にやはり危険。稲荷から遊歩道に。所々幅一人分のみと狭く、パニック状態では不安。冬は水が一滴もないゴミだらけ疎水に質問殺到。浚渫で水を抜いており墨染発電所では他から電気を貰う旨説明。「水のない川は無意味。道路にすれば?」とか「京都駅以南の地域はほったらかし。これも京都の文化ですな(笑)」と返されては、伏見区民としてあまりに恥ずかしく顔を上げられず(筆者も同意見だけに尚更。)疎水と京阪を墨染まで地下化し川端通りをR24まで繋げば本町通りも歩行者天国に出来ると常々思う。呉竹文化会館でWC休憩。観月橋から柵を乗り越え、堤防に沿い宇治へ。よくよく川沿いの好きな経路(笑)最短距離らしい。宇治川堤防は行く先々立入禁止の柵か車止めで立入不可多し。緊急時に開放できるか?桃山南団地はガラスの割れた放置車や路上駐車が異常に多い。ガソリンの残る?車両に引火なら・・慄然。行き止りで階段ない宇治川堤防を降り始めたので思わず「マジっすかぁ!!」と絶叫。でも何とか降りる。ノートパソコンを肩から下げて!道がないならやむを得まい?これこそ「サバイバル」ウォーク(苦笑)

 隠元橋東詰では、狭いが車が多く横断歩道も信号もなく車の切れ目で渡る。宇治まで一方通行も歩道もない一車線堤防を一列で歩く。やっと4時間で宇治駅に。普段歩くから疲れないが、参加者が11人と少なく宇治駅時点で3人、それも年輩の方々ばかりなのが気にかかる。若い人は(あえて電車や車を使わず)歩くことをなぜ毛嫌いする?

 普段の心得も去りながら、安心して歩ける歩行環境と防災拠点は緊急に必要と痛感。企業や自治体(特に京都市)の新人研修にはぜひ「サバイバル・ウォーク」を採用されるよう提案する。歩行環境整備の遅れが命取りになる事を若いうちに体得さすべき。

 それにしても。市はどうして京都駅以南の地域にちゃんと道路を造らないで置くのか筆者はじめ皆理解に苦しんでいた。どんな幹線道路も京都駅付近で切れるか狭くなるばかり。洛北・洛中にはまるで箱入り娘、伏見区に対しては継子どころか捨て子扱い。京都市は伏見区がそんなに嫌い?道路整備は防災/人命にも関わる大事なのに・・・。

 最後に一言云わせてほしい。通学路沿いに新築住宅やマンションが建つのを毎日見てきたが、殆ど基礎工事も形だけ?杭も打たず、施工期間が異様に短い(京大農学部横で新築中のマンションはわずか3ヶ月!他も大同小異)。早く作ればいいってものでは・・・。市は建築申請を只機械的に通すのみ、環境無視。市は「ハード面での整備は限界」といいながらこんな現状野放しで平気?寒心に堪えない。

№9 家族四人で参加 (男性・48歳、女性・41歳 男の子13歳・10歳)

想定歩行距離:14.5km

歩いた時間:3時間20分

住所:京都市西京区

途中使ったお金:0円

歩いたコース:市役所→烏丸御池→四条烏丸→四条大宮→五条大宮→千代原口→東桂坂→西桂坂→自宅

・昨年正月は伊能ウォークで横浜~東京を歩いたので、今年も家族4人で何か意味を持ったウォーキングをしたいと思い参加しました。

・会社の机の中に、タオル・ティッシュ・ビスケットなどの常備の必要性を感じた。革靴では大阪の会社から家へ帰るのは大変と実感(父)

・もし河原町で財布を落としても歩いて帰ってこられる自信がついた。でも、夜停電した場合、真っ暗な中での帰宅は不安。千代原口からの坂がきつかった。(母)

・何ヶ所か橋を渡ったけど、それが壊れた場合、家がもっと遠くなる。

・もし天気が悪かったら、もっと時間がかかる。

・建物が壊れてしまっていたら、道がもっと歩きにくくなると思う。

・建物が壊れてしまっていたら、トイレが大変。

・電話が通じなくなったら、家族同士の連絡が不安。(子ども)

№10 川辺を点検 (女性・29歳)

想定歩行距離:

歩いた時間:

住所:東山区

途中使ったお金:0円

歩いたコース:

 今回は帰宅というコースはとらず、避難場所として鴨川を想定し、歩いてみることにしました。川辺へ下りてみると、最近は整備のため工事中で思ったように歩けない所がありました。また、あまりにもきれいに整えられているので、災害が起ったとき、どの程度ダメージを受けるのか想像がつきにくいと感じました。

 何かあった時の具体的な避難場所を心づもりしたら、その場所をとりまく環境や状況の変化に対して注意しておくことも日々出来る防災対策の一つだと思いました。

№11 国道沿いにはトイレがない (63・女性)

想定歩行距離:

歩いた時間:2時間45分

住所:右京区

途中使ったお金:500円(バス一日乗車券)

歩いたコース:長岡京を選び、桂(阪急)まで

 自宅へは何度か歩いているので、長岡京を目ざすコースにしました。

 車に乗らない私は国道171号線といっても実感なくしかし171号線や久世橋は知りたかったのです。この二つにかかわって「桂川街道大橋」の計画があり、私たちの自治会は「見直し」を表明します。

 さて1時間5キロペースでといわれて、私は1時間4キロだからきついなと思いましたが、はたして2時間後足のつけ根が痛くなってきました。皆さんに先に行ってもらい阪急桂駅をゴールにしました。この日の午後一時京都駅八条口へ行く約束があったので。 

 私はウォーキングの時病院やホテルでさり気なくトイレを借りますが、休日の国道沿いには何もありませんね。

 そのうち必ず歩き残した桂から長岡京まで歩いてみるつもりです。(2002.1.15)

№12 緊急車両専用道路も必要では (68・男)

想定歩行距離:約7km

歩いた距離:約1時間20分

住所:山科区

途中使ったお金:350円

歩いたコース:(6)耐震建築コース 京都建築会館6F 約7km

 第3回京都サバイバル・ウォーク初めて参加した、市役所より耐震建築コース京都建築会館6F約7kmです。

 1955年の7年前1月17日の阪神淡路大震災で被災した神戸の、東灘区の叔母のお見舞いに震災後の12・13日目の朝一番より午前中(土・日)二日に渡り神戸尼崎阪神電車青木より徒歩で東灘区の、叔母の家迄のお見舞いと、今回のサバイバル・ウォークと重ね合わせて見ました。

 まず市役所より御池通りを西進・堀川御池で堀川通りを中京区役所・消防署前を南進・四条堀川で西進しました。

 神戸市の主要道路では、倒壊家屋の為歩道は所々しか通行出来ません、車道や交差点、にも後片付けの瓦礫や通常のゴミを出した様な廃棄物の為、往来の支障に成っていました。

 道路は往来する多数の車両で混雑しており「緊急支援の自衛隊員満載のトラック」でものろのろ運転です。

 京都では充分広いと思われる堀川や御池通でも狭いのでは無いかと思いました。

 又、京都にも日頃から緊急車両だけスムーズに運行出来る「緊急車両専用道路」の設定や、通行禁止等「強力な交通規制」が必要と思いました。(昨年11月のアメリカ・NYのように!!)

 神戸の東灘消防署前でも、他府県の応援支援の緊急車両で満車身動き出来ない。

 中京区役所前と重ね合わせると、災害援助の拠点となるべき役所には「京都市役所の様に多目的に利用出来る余裕ある広場」があると良いと思いました。

№13 毎年の参加に感謝 (63・女性)

想定歩行距離:5km

歩いた時間:1時間10分

住所:右京区

途中使ったお金:0円

歩いたコース:御池通り→堀川通り上ル→二条城北通り→千本通り→丸太町通り→南木辻下ル→自宅

今年も参加出来たことに感謝。これ迄と違った通りを歩いた。各家庭の人達って道路をいかに私物化しているか気付きました。例として植木鉢に美しい花を作っておられるのはうれしい事です。ただその植木鉢を歩く人々の通り迄出しておられる。迷惑をかけている事を感じないといけないんじゃないのかなと。

 仕事の関係で腰が曲がって来るので来年も参加出来るかどうかわからない自分なのでその時が勝負。でもぜひ来年も参加出来る事を願いながら関係者の皆様のご苦労を思いつつ、ご多幸をお祈りしています。

№14 追悼と復興の願いを込めて (53・男性)

想定歩行距離:55km

歩いた時間:8時間5分

住所:兵庫県尼崎

途中使ったお金:500円

歩いたコース:市役所→(堀川通)→(大宮通)→東寺→(R171号線)→甲武橋(尼崎・西ノ宮間武庫川)手前より→自宅

震災より7年「あの日を忘れない」震災犠牲者の追悼と復興の願いを込めて今回も一生懸命に歩かせていただきました。又元気に自宅まで歩けましたことに感謝します。

 阪神大震災での犠牲者のご冥福を祈ります。

№15 我が家の耐震診断も受けてみよう (52・女性) 

想定歩行距離:

歩いた時間:50分

住所:

途中使ったお金:0円

歩いたコース:耐震建築コース

今回は耐震建築コースを選んでみました。耐震建築の実際を実演して下さり耐震の必要性を知ることができました。我が家の耐震診断を是非受けてみたいと考えました。 

 あたたかいぜんざいもとっても美味しくいただきました。ありがとうございました。

№16 歩いて分かった距離感 (27・女性)

想定歩行距離:10km

歩いた時間:2時間

住所:下京区

途中使ったお金:

歩いたコース:京都市役所→河原町通り→四条通り→西大路通り→佐井通り→八条通り→阪急桂駅

 過去2回は自宅まで歩いたので今年は少し距離をのばして桂の友人の家まで2人で歩くことにした。いつもなら電車で行くところだが、歩いてみると思いのほか近いことがわかり、何年も知らずにいたことが悔やまれた。当日の夜にNHKラジオで東京のサバイバル・ウォークのニュースが流れ「遠い人が自宅にたどりつくのは次の日の明け方近くになります」ときいて、それこそ本当のサバイバル・ウォークだなぁと思い、改めて自分の歩いた距離の短さを感じた。桂への道は、四条通のアーケード街の落下物を想像すると通過するのも困難だし、桂大橋が崩壊しているとそこで遮断されてしまう。今回は天気も良く、友人と一緒に楽しく歩いたが、崩壊した町を1人きりで目的地まで歩くのは同じ距離でも何倍にも感じられるのだろうと思った。

 最近ニュースで地震について報道されることが多いように思うが、それだけ地震の起こる可能性が高くなってきたのだろう。今回は新しいコースの設定に加え、外国の方への参加も呼びかけ、サバイバル・ウォークについても当日までに4紙の新聞に取り上げられた。

 毎年こういったイベントを続けることは大変だが、意義のあることでまた、毎年新たな出会いや発見があるのでこれからも続けて参加して、このイベントと共に毎年成長していけたら、とおもった。

№17 桂大橋はどうなるの (27・女性)

想定歩行距離:10km

歩いた時間:2時間

住所:西京区

途中使ったお金:

歩いたコース:京都市役所→河原町通り→四条通り→西大路通り→佐井通り→八条通り→阪急桂駅

 今年で3回目の参加です。今までになかった応急手当コースや安全住宅コースも興味があったのですが住んでいる桂まで友人と歩くことにしました。ゼストのトイレを借りてスタートし、いつも休日に通るような河原町通り、四条通りを歩きながら災害が起こったらたいへんなことになるだろうと考えました。広い通りとはいえ、アーケードや高いビルもある人が集中する繁華街です。普段便利なもの(アーケードなど)も危険なものになりそうです。帰るコースで私が一番気にかかったのは桂大橋で災害時にどうなってしまうのか見当もつきませんでした。知っている範囲の帰り方では桂川を越えない限りは住んでいる所までたどり着くことはできません。これからどんなルートがあるのか調べてみようと思います。

 今回、希望者に配られた水はたいへんよかったと思います。サバイバル・ウォークに毎回参加しているのにもかかわらず非常食などきちんと用意できていませんでした。これをきっかけに備えておきたいです。

受付をお手伝いして

 昨年にも増して報道機関に京都サバイバル・ウォークの記事が載ったり、ラジオで流れたりと聞いたのでさぞ参加者が多いだろうと思っていたのに昨年とあまりかわらず連続参加者が目立つ感じでした。

 京都だけでなく近畿一円、日本中、神戸のような地震がいつ起きてもおかしくないと新聞やテレビで報道されていても、なかなか実感として伝わっていないのかと思う。

 自分の回りの人に誘ったとき「日曜日やったらなぁー」との返事を何べんかもらった事も今後の参考になればと思います。

応急手当体験コースに参加して

これまで京都市役所からみて北東にある自宅へと歩いていましたが、今年は全く逆、南西に向いて歩くことにしました。途中、御池通→堀川通→九条通→東寺→九条警察署を経て、防災センターへと大きな道路沿いに歩くコースです。日頃の不摂生、運動不足が祟って少し足腰が痛くなりましたが、同行した妻や友人、幼い子供たち、その他数名の方々とともに、応急手当の仕方や、道路沿いにたつ建物や街の防災について語らいながら、これまでよりも楽しく、午前十時半頃無事ゴールすることができました。

一方、防災センターでは、秒速30mの強風や震度5の地震を体験し、また、職員の方による指導のもと、初めて、応急手当、人工呼吸の方法について学ぶことができ他のは、何よりの収穫でした。

時間的には半日ほどの事ですが、昨年とは違った意味で学ぶことが多く、有意義なサバイバル・ウォークでした。

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