これまでの活動記録

京都市総合防災訓練参加

私たちは「帰宅難民の心得10ケ条」で「死なない,怪我しない」を第1条に掲げました。京都サバイバル・ウォークをはじめて15年、災害が発生するたびに、「その時」瞬時に、「命を守る」適切な判断と行動ができる「備えの活動」が大切であることを痛感させられます。
私たちは訓練に備え、コースを歩き危険箇所を点検しました。また、近代都市を襲った直下型地震、阪神・淡路大震災、広域・巨大津波・原発の東日本大震災、国・地方を挙げて急がれている南海トラフへの「備え」などについて、改めて勉強会を開催してきました。

今日の訓練は、午後6時頃、花折断層地震。M7.5、京都市内の多くが震度6弱以上、市内のかなり広範な地域で震度6強、1部では震度7に見舞われた。死者は3300~5400人、町のいたるところで火の手が上がり空を焦がし始めた。(図8参照)。その時、自分がいる可能性がある場所を3か所決め、自分を取り巻く惨状を想定する。死なないためにとる行動を決める。

今日の体験と、わたしたちが準備したA4版8ページの資料。自分の身体のこと。自分の住まいのこと。ご近所と避難所までの道。避難所など。災害の想定と、とるべき行動について、自分と向き合い問題点を書き出す時間を確保することが「命を守る」近道です。
京都サバイバル・ウォークのホームページにご意見を寄せてください。

京都サバイバルウォーク 代表 中原 弘志

開催日 2013年8月31日(土)
集合時間 8時20分
解散時間 11時50分
集合場所 地下鉄京都市役所前駅 改札前
参加スタッフ数 8名
天候 曇り時々小雨
概要 災害時における市民の安全確保についての解説を避難訓練ルート各所にて行う。
  • ゼスト御池内2箇所
  • 御池通り歩道上3箇所
  • こどもみらい館4階ホール
  • 御池南小1階ホール
  • こどもパトナ5階パトナホール
  • 京都御池中学1階ピロティー
配布資料 こちらのページに再掲しました。

 

防災訓練を振り返って

道路上の落下物(トランス)  

震災後道路に落下したトランスや折れた電柱、 夜間停電になっていれば暗くて見えず電柱やトランスに当たり、電線に蹴躓く。電気が流れていれば感電死だってありえる。 昼間だって電線に足を取られる。常日頃そういった危険性に気付いていれば少しでもより安全な避難行動が取れる。8月31日の防災訓練においては御池通り御幸町交差点において北向き南向きを参加者に眺めていただき、日頃意識しないインフラ構造物の持つ危険に思いをめぐらせていただけ、災害発生時に役立てばと短時間の説明を行いました。 参加者の方はほとんど防災意識が高く説明の必要の無いよう見受けられる、あそこの大将やっぱり今日も来てくはる。 PTAに体振に何時も有難う、お世話に成ってます。なんかロ-カルで私も常日頃のように白い繋ぎを着ていれば、直ぐに誰か解る、そんなレベル集合でした。  和気藹々等と気楽な話しでなく、いつものメンバ-がいつものように、これアカン!!!!  参加者が高齢化していること、壮年の参加者を増やしたい物です。  防災の日を決めて休日にせずに、それぞれの日常の職場なり、学校なりで時間を決めて、一斉に学習した後訓練を実施すると、身に付く防災教育が出来るのかな?一度みんなで考えよい方法が思い付けば、遠慮なくコメント下さい、1行でもOKです。

京都サバイバルウォーク 安達 卓志


2013年 京都市総合防災訓練 報告
解説ポイント③(※御池通 路上)にて、災害時帰宅途中の危険個所について、ガラス片散乱・電柱や塀の倒壊・瓦や看板の落下・液状化・車両の暴走などによる歩行困難状況になる注意すべき点を簡略に説明すると同時に、身近にあるものや施設(コンビニ・薬局・工事現場など)を利用して自身の安全確保を行い、周りの人を助けながら帰路に着く方法を紹介した。また、実際に災害が発生すれば、予期しないことが同時多発的に起こり安全な場所は無いと考えて、日頃から臨機応変に柔軟に対応できるイメージトレーニングを行っておくことも大事であることを同時に伝えた。
注意点として、解説時間が短かったこと、避難グループが3組中1組が通過してしまったので、今後誘導者に解説ポイントがはっきり分かるようにしておくことが課題である。

京都サバイバルウォーク 卜田 健司

防災訓練の様子


 

inserted by FC2 system